日々、感じた事, 栄養のこと
免疫は腸〜食の引き算でUP
コロナ騒動で免疫機能UPが注目され始めました。
何かしら疾患を抱えていると、
体力が落ち、免疫が落ちているので、
感染、状態も重くなりやすいので、
常に良い状態を保っていたいですね。
では、体に何をしたら免疫機能が上がるのか考えてみました。
目次
免疫の80%は腸が担当
吸収と排泄を担う腸ですが、
免疫の役割も果たしています。
最近では造血幹細胞も見つかり、
益々重要な臓器である事が分かってきました。
「血球は腸でも生成される」ことがわかった──腸移植の耐性を高める可能性
腸は口〜食道〜胃〜と外から繋がっていて、
外部からの侵入者が入りやすい構造なんです。
ですので、食べ物のほかに入ってくる、
毒や微生物、ウイルスなど侵入者を排除するために、
腸壁にはリンパ節(リンパ球が沢山いる所)が多く備わっています。
また、回腸のパイエル板にはM細胞という上皮細胞があり、
その上皮下のB細胞はウイルスと戦うIgAを作り出します。
B細胞はリンパ管〜静脈をへて口や鼻にも移行してIgAを作り出すので、ウイルス感染には腸が重要な事が分かりますね。
リーキーガット〜腸漏れで免疫ダウン
腸の免疫機能が落ちるのは、
先ほど書いた腸壁、上皮細胞に問題が起きた時です。
何が問題を起こすかというと
乳製品、小麦粉、甘いもの(お菓子、ジュース、果物)、薬(抗生物質など)、添加物。
これらを摂取すると腸内細菌のバランスが崩れます。
特に普段問題を起こさないカンジダ菌が増えてしまい、
腸の炎症を引き起こすのです。
試しに乳製品、小麦粉、甘いものを3日食べないだけでも、
かなり体の変化があります。
目覚めが良くなる
体が軽くなる
コリや痛みが軽くなる
関節可動域が上がる
是非やってみてください。
カンジダの出す酵母によって腸壁が壊され、
そこにいるウイルスと戦うIgAもやられてしまいます。
また、腸壁が壊される事で、本来侵入できない異物が組織に入ってきてしまい、アレルギー反応(花粉症など)が出たり、
血中に異物が混入した事で、
肝臓に負担をかけて、結果的にホルモンバランスを崩すことにも繋がります。(頭痛や生理痛、生理不順ほか)
また異物がどんどん入ってくる事で、
慢性的な炎症状態になります。
鼻の奥の上咽頭も炎症気味になり、
ウイルスが組織に侵入しやすい状態になってしまいます。
良くするために引く
何かを良くするために、何かを足す。
この症状にはこれがいい。
この痛みにはこれがいい。
悪くはないのですが(悪いものもありますが
先ずは体にダメージを与えているものを取り除く。
乳製品、小麦粉、甘いものは恐ろしく中毒性がありますが、
(僕も好きなので解ります…どら焼き…
これらを断つと、免疫、体の痛み、メンタルも変わるのでおススメです♩
あ、書いていて思い出したのですが、
これだけ消毒、殺菌をやっている現状をみると、
アレルギー増えそうな気がしてなりません。
常在菌にどれだけ守られているのか、
共存共栄、強力な皮脂バリアは大切に。