日々、感じた事, 栄養のこと

免疫は腸〜食の引き算でUP

コロナ騒動で免疫機能UPが注目され始めました。

 

イタリアではコロナ感染死亡者の99%は疾患持ち

 

何かしら疾患を抱えていると、

体力が落ち、免疫が落ちているので、

感染、状態も重くなりやすいので、

常に良い状態を保っていたいですね。

 

では、体に何をしたら免疫機能が上がるのか考えてみました。

 

目次

免疫の80%は腸が担当

 

吸収と排泄を担う腸ですが、

免疫の役割も果たしています。

最近では造血幹細胞も見つかり、

益々重要な臓器である事が分かってきました。

 

「血球は腸でも生成される」ことがわかった──腸移植の耐性を高める可能性

 

腸は口〜食道〜胃〜と外から繋がっていて、

外部からの侵入者が入りやすい構造なんです。

 

ですので、食べ物のほかに入ってくる、

毒や微生物、ウイルスなど侵入者を排除するために、

腸壁にはリンパ節(リンパ球が沢山いる所)が多く備わっています。

 

また、回腸のパイエル板にはM細胞という上皮細胞があり、

その上皮下のB細胞はウイルスと戦うIgAを作り出します。

 

B細胞はリンパ管〜静脈をへて口や鼻にも移行してIgAを作り出すので、ウイルス感染には腸が重要な事が分かりますね。

 

リーキーガット〜腸漏れで免疫ダウン

 

腸の免疫機能が落ちるのは、

先ほど書いた腸壁、上皮細胞に問題が起きた時です。

何が問題を起こすかというと

 

乳製品、小麦粉、甘いもの(お菓子、ジュース、果物)、薬(抗生物質など)、添加物。

 

これらを摂取すると腸内細菌のバランスが崩れます。

特に普段問題を起こさないカンジダ菌が増えてしまい、

腸の炎症を引き起こすのです。

 

試しに乳製品、小麦粉、甘いものを3日食べないだけでも、

かなり体の変化があります。

 

目覚めが良くなる

体が軽くなる

コリや痛みが軽くなる

関節可動域が上がる

 

是非やってみてください。

 

 

リーキーガット

 

カンジダの出す酵母によって腸壁が壊され、

そこにいるウイルスと戦うIgAもやられてしまいます。

 

また、腸壁が壊される事で、本来侵入できない異物が組織に入ってきてしまい、アレルギー反応(花粉症など)が出たり、

血中に異物が混入した事で、

肝臓に負担をかけて、結果的にホルモンバランスを崩すことにも繋がります。(頭痛や生理痛、生理不順ほか)

 

また異物がどんどん入ってくる事で、

慢性的な炎症状態になります。

 

鼻の奥の上咽頭も炎症気味になり、

ウイルスが組織に侵入しやすい状態になってしまいます。

 

良くするために引く

 

何かを良くするために、何かを足す。

 

この症状にはこれがいい。

この痛みにはこれがいい。

 

悪くはないのですが(悪いものもありますが

 

先ずは体にダメージを与えているものを取り除く。

 

乳製品、小麦粉、甘いものは恐ろしく中毒性がありますが、

(僕も好きなので解ります…どら焼き…

これらを断つと、免疫、体の痛み、メンタルも変わるのでおススメです♩

 

あ、書いていて思い出したのですが、

これだけ消毒、殺菌をやっている現状をみると、

アレルギー増えそうな気がしてなりません。

 

常在菌にどれだけ守られているのか、

共存共栄、強力な皮脂バリアは大切に。

 

2020-04-26 | Posted in 日々、感じた事, 栄養のことNo Comments »